「〇〇円あったらどうする？」
家族や友人の間でそんな会話をしたことがありませんか？
先日、友人から同じような話が出ました。
みんな想像をめぐらしながらも楽しそうに色んな案を出していました。
金額が大きいと、今までにない希望もでてくるようです。
若い世代のご夫婦では、お財布が別という家庭も少なくありません。
共働きが多いことからなのか、例えば家賃や光熱費は夫、食費や医療費などの日々の消費は妻というように、その区分けは様々のようです。
しかし、最初の取り決めで負担が半々だったものが、お子様の成長や生活環境の変化によって負担割合が次第に変わっていくこともあります。特に日々の消費は変動の幅が大きくもなります。
そうなってくる前に、イベント毎などの節々で家計について夫婦間で話し合えれば良いのですが、普段からそんな話をしていないとなかなか話しにくく、ましてや相手の貯蓄額や少額を積み重ねたような借入（カードローン等）については知らないケースも多いとか。
そんな夫婦間のお金について話すきっかけとして「〇〇円あったらどうしたい？」と質問してみてはいかがでしょうか。
もちろん、結婚前からお金について話ができる状態なのが一番ですし、そうできなくても何かのきっかけから家計を一緒に考えて話し合えるようになるのが良いと思いますが、それがなかなかできない…けれど本当は話をしたい…と思っている方にとっては、この質問から話を膨らますとお互いの価値観の確認ができることがあるかもしれません。
ここで話題にする金額は、手が届くくらいの金額が良いです。
冒頭の、私の友人たちの話では「〇〇億円」と金額が大きかったので、現実感のないような話も出ました。
大きすぎる金額だと、家計として考えにくくなるからだと思います。
実際に夫婦間で話をされた方は「今50万円あったらどうしたい？」でした。
「〇〇〇へ家族で旅行に行きたい」
「☆☆ちゃんが習い事をしたいって言ってたからその費用に充てたい」などの話がでて、お互いのお金の価値観が家族に使うことを優先していることが分かり、具体的にいつまでにいくらずつ貯めようかという話へ進んでいったそうです。
これはうまくいった例かもしれませんが、こんな風に夫婦でお金のことや将来の家計の話ができるようになればと思います。
家族で色んなことが楽しく話し合えると生活経営もより楽しくなっていくこと間違いなし！です。
byスタッフ
