昨日8月11日は『山の日』で日曜日だったため今日が振り替え休日になりましたね。
この『山の日』が新設されたのは2016年ですから、皆さんの記憶にも新しいことと思います。
祝日の新設としては『海の日』以来なので20年ぶりのことでした。
祝日が新設される理由は、経済の活性化や働きすぎの日本人を休ませるためなど色々と言われていますが、賑やかな観光地や各地で開催される様々なイベントを目にすると何だか楽しい気持ちになるので、私個人にとってみれば心理的な影響も生まれます。
お休みがなかなかとりにくい方にとってみれば、休日が祝日にあることで二連休、三連休になり嬉しいことかもしれませんし、小売店や飲食店などはお客様も増えるかもしれません。
逆に、パートやアルバイトなど時給や日給制で働く人にとっては収入が減ったり、企業によっては営業日数が減ることによって売上が落ち込む場合もあるかもしれませんし、就業規則に則って休まなければならないためにその前日に多くの残業をこなしている方がいるかもしれません。
先進国の中でも、日本はトップクラスで祝日の多い国です。
それが一概に良い・悪いわけではありませんが、それ故に考えなければならないことも出てくることでしょう。
もしも祝日が多いことがネガティブな要因に繋がるのであれば、視点を変えて物事を見てみてはいかがでしょうか。
つまり発想の転換です。
先日、腕を骨折した友人が「手を使わない仕事に出会えるかもしれない!」と言っていました。
それまで使えていた腕が突然に使えなくなると不便なことこの上ないと思うのですが、骨折というアクシデント自体を、自分の視点を変えるきっかけとしして捉える彼女の思考に頼もしさを覚えました。
『山の日』に因んで言うと、人生は登山のようなものかもしれませんね。
思いがけない道の険しさや天候の変化、体力的にも苦しいことがあるかもしれません。
生活にも色々な出来事が起こりますし、大きな出来事がなくとも苦しいことがあるかもしれません。
しかし休憩をとったり道を変更したり誰かの助けをかりたりと、柔軟な思考をもって対応することで頂上へ辿り着くこともできますし、麓まで無事に下りきることもできるでしょう。
手段や方法は幾通りもあるのですから。
byスタッフ