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手で書くこと

様々な物事がデジタル化している昨今では、仕事でもプライベートでも紙に文章を書く機会が減って、逆にスマートフォンやパソコン等の端末へ入力したり、音声メモを使ったりすることが増えてきていませんか。

持ち運ぶ必要性のある記録については確かにデジタルが便利ですし、他者との共有も編集も効率良くできます。

資料に必要な画像もスマートフォンで撮影して他のデータとともに管理や保管ができるのもデジタルの強みかもしれませんね。

 

そんな中、手で書くことの利点もあると思います。

例えば日記など自分だけのことを記録する際、手で書くことでその時の心情が筆跡に残りますので、後で見返したときに綴られた内容以外にも思い出せることや、再確認できる情報量がデジタルよりも多くなります。

また「手で書く」ことによって脳が活発に働くということもあるようです。

 

いつもは私も文章や図等の構想をデジタルで書いていますが、そんな手書きの良さを目にすることがあったため、まとまりきらない思考を紙に書いてみました。

実際にアレコレと頭の中で巡らせたものをつらつらと書いてみると、書きながら思考が整理されていき、時間をおいて書いたものを改めて見返すことでまた別の角度から見つめることができました。

紙に書いたものを紙の状態で見返して、また新しい発想や発見をそこへ書き加えることもできます。

 

そして今は、紙のノートに書いたものをデジタル化して保管する方法も多様にあります。

書いたものが誰かと共有するステージのものであれば、そこからのデジタル化もいいですね。

 

もしも思いや考えが煮詰まったりしたときには、ぜひ「手で書く」を試してみてはいかがでしょうか?

 

byスタッフ