何気なくテレビをみていたら
「どんなときに落ち込むのか」という問いに「落ち込まない」と答えた芸人さんがいらっしゃいました。
その芸人さんは、明石家さんまさん。
さんまさんは底なしの明るさなので落ち込まないのかな?と思ったのですが、その後についてでた言葉が
「それだけ実力はない。落ち込むほどの実力はない ということさえ分かっていれば・・・精いっぱいやってだめならそれは実力だから」とのこと。
確かに!と思えました。
落ち込んだり、後悔するのは、その前提として「できる自分」を設定してしまっているのかもしれません。
それはもしかすると驕りなのかも・・・?
もちろん自分を信じてチャレンジすることで人は成長するでしょうし、その結果、失敗したり自分が想像していたようにうまくいかなかったりすると落ち込んだり、反省したりすることもあります。
反省を糧にして、また次への力にできるのなら良いのですが、落ち込んだままで自分を責めることは何も生みだしません。
驕ることなく精いっぱいやり、それがたとえ上手くいかなかったとしても、実力がないことを自覚して、絶えず自分のできるかぎりを重ねていけば、やがて自分の経験となり力になるでしょう。
ただそれは、いつもいつもめいっぱい闇雲にでもやっていくということではないようにも思えます。
精いっぱいやって、だめならそれは自分の実力であると認めることは、心にゆとりを持つことなのかもしれません。
何事も心にゆとりを持って、今の自分が自分にとって一番未熟(若い)と思いながら、できることを精いっぱいやっていくことで、色々なことが楽しく取り組めそうに思えます。
byスタッフ