コストを考えてみよう

このホームページを読んでくださる方に向けてマネトレ問題を出題しています。

前回の問題はこちら!

 

前回のマネトレ問題

ノーロードと呼ばれる投資信託は、販売会社に儲けがないのでしょうか?


生活設計士® つむぎ
生活設計士® つむぎ

答え

 

 0ではありません

【解説】

投資信託のコストには、販売手数料として購入時に販売会社に支払うコストや、運営管理費としての信託報酬などが発生します。

つまり、販売手数料が0であっても、投資信託の販売会社には信託報酬が支払われます。

この信託報酬は、年率何%と表示されていて、年率分を日割りで計算して、毎日信託財産から差し引かれます。

 

ものやサービスは、経済活動の原点です。

サービス(モノ)を受ける分だけコストが発生します。そのコストは企業の利益につながり、働く人々の生活資源となる所得につながっています。

 

お金がかからないサービスには、その分、受け手の手間や時間を要することになっていたり、受け手側への広告効果など、提供側の経済活動の経費削減や効率化などにつながっています。

 

高額のサービス(モノ)のなかには、ブランドや安心につながるものもあり、コストの効果は提供側・受け手側にとって様々です。

 

さらには、例えば雨が降って残念と思うこともあれば、恵みの雨になることもあるように、その時の環境や、何を必要とするかによっても、自分の価値観や物事のとらえ方は変化します。

金融商品選びについても、安きに流されるのではなく、

ご自身の投資経験・性格・ライフプランなど、様々な角度から見て考えてみるのもよいかもしれませんね。